私はゴリゴリのキャッシュレス派であることは再三このブログでも書いている。

 当然のことながら現金を使うことは殆どなく、ATMや銀行の窓口に足を運ぶこともない。

 しかし、高齢の母親は違う。
 そもそもキャッシュレスをほとんど理解してない模様。

 すべて現金での支払いだ。
 時々一万円札を千円札に両替してほしいと言われる。

 ところが、私は一応危機管理のため一定額の現金は持っているのだが、両替できるほどでもない。

 そんなときはゆうちょ銀行のATMで千円札を10枚おろしてくる。
 「1」「0」「千」「円」「確認」の順番で押下していけば千円札10枚で一万円を下ろすことができるのだ。

 先日は天気が悪かったので郵便局まで行くのをやめてセブンイレブンのATMで千円札を10枚手に入れようとして同じように操作をしたのだ。

 当然私は千円札が10枚出てくるものと思って待っていると、ATMさん、頭がいいのか悪いのか、ちゃんと計算して一万円札を1枚くださった。

 たしかに間違ってはいない。
 10千円は1万円だからねえ。

 だからって
 一万円札が1枚欲しい人がわざわざ「1」「0」「千」「円」と押下しますか?

 見事にバカにされた私は
 それでは9千円をおろしてやれと思って操作したところ
 「一日の支払限度額を超えました」ということでアウト!!!
 セキュリティ対策で限度額を低く抑えていたのが裏目に出た。

 店員さんからはスマホを持ったおっちゃんがATMの前で挙動不審な動きをしていると見えたに違いない。
 ちなみにauじぶん銀行の口座からスマホATMで下ろそうとしたのである。

 たしかにキョドってはいたが詐欺被害にはあっていないので心配無用である。
 まだまだ私を騙すのは10年早い。
 10年後は分からないが(笑)