6月15日にiOS版のRakuten Linkが仕様変更により現在の使い方ができなくなるようなのだ。

 楽天モバイルの一年間無料の期間を経過し今月から有料期間に突入。
 とはいっても、一回線目は1GB以内に収めれば0円である。

 ということで、
 私の現在の体制は

  物理SIMにDoCoMoのケータイプラン2
  eSIMには楽天モバイルとIIJmioのギガプラン(2GB)
 という契約にしてある。

  実際のeSIM運用は、楽天モバイルを無効にし、IIJmioでデータ通信をしているのだ。

  今のところ安く運用して電話の発着信もできる最適解である。

 この体制でもRakuten Linkでの電話の発着信に支障はない、というかむしろ快適である。

 ところが6月15日からは、この体制ではRakuten Linkでの発信はできるのだが着信ができなくなるというのだ。
 なぜかというと、発信はRakuten Linkからの発信になるが、着信は通常の電話アプリVolTEでの着信になるということなのである。

 今までは楽天モバイルの電波が届かない場合でもDoCoMoの電波をとらえてさえいればRakuten Linkで電話が受けられていたものが、受けられなくなるということである。

 幸いなことに、楽天モバイルの電話番号は友人2人だけしか教えていないのであまり問題にはならない。
 しかし、Rakuten Linkは法人宛の発信専用無料電話となりそうである。

 つい最近も、病院から予約の日時を変更してほしい旨の電話が家電にあり、折り返し電話をしたら担当者につながるまで相当時間を要した。
 Rakuten Linkから電話したので余裕だったが、これが通常回線ならイライラものである。

 あとで通話時間を確認したら6分は経過していた。
 私のDoCoMoにはハーティ割引特典として無償で5分間の無料通話が付加されているのだが、それでも課金される時間だ。

 大きい組織になればなるほど、問い合わせた場合に時間がかかる。
 そういう場合は便利でよいが、そういった利用に限定されそうである。