楽天モバイルMNO。
 まだまだ自社エリアが狭いため、東京23区、大阪市、名古屋市の地上部分を除いて、他のエリアはauの原則band18(800MHz帯)でのローミングでサービス提供をしていた。


 ここへきて基地局整備のテンポを速めたせいか、東京都、大阪府、奈良県の大部分で順次ローミングを終了するとKDDIが発表。

 楽天モバイルは使用周波数がband3(1.7GHz)のみの割り当てであるため、大手三社が使用しているプラチナバンドが使用できない。

 電波の特性上周波数が高くなれば直進性が強くなり障害物による減衰も激しくなる。
 そのことからも分かるように建物内や障害物の陰などは電波が届きにくく、基地局を数多くきめ細かく配置しなければならない。

 今はauローミングがあるので快適でほとんど圏外がない。
 そのローミングが終了した後が面白いのだ。

 楽天モバイル一本でメイン使用している方には申し訳ないが、私のようにDoCoMoとのデュアルSIMで運用していると昔のように圏外を探す面白みが体験できる。

 もし、楽天モバイルが圏外であってもDoCoMoが使えればRakuten Linkでの発信と携帯電話からの着信は可能である。
 固定電話からの着信は受け取れないが、固定電話でかけてくるのはほとんど法人である。
 留守番電話の方にメッセージを残してくれるだろう。
 楽天モバイルの場合、留守番電話のメッセージを確認するときにはRakuten Linkで確認すれば無料で確認可能である。

 あまり不自由なく楽天モバイルの整備状況を見守ることができるってのは格別ではないか。
 一つ難点があるとすれば圏外が多いとスマホの電池の減りが早くなるということだ。

 しかしまあ、最近は楽天モバイルオタクと化している私である。