Rakuten LinkアプリのiOS版が出たということでさっそくインストールをしたということは前回の記事に書いた。

 その後、私が使用しているiPhone SE2020で起動しないとか、無料通話の対象外とか言う話があった。

 確かに公式ホームページ上では対象外となっているが、これは動作保証の対象外ということであり有料になるということではないと思っている。

 なぜなら、今まで対象外のandroidスマートフォンで使用していたが課金はなかった。
 要するに「Rakuten Link経由で通話ができれば無料である。」ということだと思われるのだ。

 今回、私のiPhone SE2020で色々実験してみた。
 なお、主回線にはドコモの物理SIM、副回線に楽天モバイルのeSIMが設定されている。
 ひたすらパートナーエリアでの利用である。

 まずはSMSである。
  Rakuten Link → DoCoMo おおむね遅滞なく
  Yahoo!認証 → Rakuten Link 遅滞なく
  Skype → Rakuten Link ほぼ遅滞なく

 このことからSMSについてはほぼドコモ等のSMSと同等に使用できるのではなかろうか。

 
 次は通話機能である。
  1、発信
   機内モード、Wi−Fi接続 → 発信可(番号非通知)
   楽天モバイルOFF、DoCoMo回線ON → 発信可(楽天モバイルの番号通知)
   両回線ともにON → 発信可(楽天モバイルの番号通知)

 上記のことからモバイル通信がオンになっていればSIMの電話番号に関わらず楽天モバイルの番号を通知して電話が可能である。
 ということは、楽天モバイルが圏外であってもDoCoMoの圏内であれば楽天モバイルの番号を通知して電話が可能ということである。

  2、着信
   一般の携帯電話から → Rakuten Link着信
   加入電話 → 楽天モバイルSIM
   Skype out → Rakuten Link着信
   LINE out → Rakuten Link着信
   SMARTalk → 楽天モバイルSIM
   公衆電話 → 楽天モバイルSIM

 上記のようになり、加入電話や公衆電話、SMARTalkからの電話は楽天モバイルが圏外の場合は着信しない、その他の場合は圏外であってもネットに接続してさえいれば着信するということだね。

 なお、これは現在の実験結果であり、その後の仕様変更により変わってくる可能性はありますのでご了承願います。