最近いわゆるギガを節約するために出先でもWi-Fiを積極的に利用している。
 そうなると気になるのはセキュリティだ。

 あまり詳しくない私でもフリーWi-Fiは危険なことは承知している。
 今まではフリーWi-Fiを利用していてパスワード等を入力する必要が出てきた場合はモバイル回線に切り替えて入力するようにしていた。

 それでも若干の不安は残る。

 出先でWi-Fiを利用する場合のほとんどはdocomoWi-FiでSIM認証接続なのでそんなに心配ない。

 けれども全く心配がないわけではないので私のiPhone7にはVPNが入れてありWi-Fi接続する際は自動的に適用されるようになっている。

 私が使っているVPNはCloudflare WARPである。

 9月26日からiOS版とandroid版のアプリがリリースされて簡単に使えるVPNアプリだ。

 私は4月にリリースされたDNSアプリの「1.1.1.1」を利用しており、このアプリがバージョンアップしてVPN機能を実装したという形だ。
2019-10-03_19-18-39_0002019-10-03_19-25-05_000

  このアプリには無料版の「WARP」と有料版の「WARP+」があり有料版は月額550円で利用できる。
 ただ、友人等にこのアプリを紹介し、その友人がダウンロードした場合には双方に1GB分の「WARP+」の利用券が与えられる。

 このVPNは端末からCloudflareのサーバまでの通信を完全暗号化してくれるのでセキュリティの不安のあるフリーWi-Fiも安心して利用できる点である。
 注意点は一般のVPNと違いIPアドレスを完全にはしてくれないということ。

 使い始めてひと月あまり、無料版でも十分なスピードが得られているようだ。
 私の場合は「WARP+」の無料分が残っており「WARP+」での利用しかしていない。

 使用感であるが、場合によってはWARP+を使用した場合の方が使用しないときよりも早くなることもあるようだ。

 サーバも始まった当初はダラスやカリフォルニアなどの海外のサーバを経由していたようだが、最近は大阪や東京のサーバを使用しているようで反応速度も改善がされているようである。

 Wi-Fiによっては利用できない場合もあるという話も聞くわけだが、私の場合はタリーズWi-Fiがそれにあたる。
 それ以外は快適に利用できている。
 タリーズWi-Fiの場合は接続はできるがその後の通信ができないのだ。

 順次改善されていくだろうが、まだまだ発展途上のようである。

 今後利用者が増えてくるとどうなるかはわからないが、今のところは無料で十分な安全性が確保できるおすすめではないかと思っている。